白内障とは
どんな病気？
こんな症状でお困りではありませんか？
白内障で最初に出る症状
- 屋外でまぶしさを感じる
- 光を背にした人の顔がわからない
- 反射するものの見え方が悪くなる
などがあげられます。
これは水晶体の濁りが光を乱反射させて、見えにくくなるからです。
水晶体の濁りが進めば、「目のかすみ」も始まり、ものが二重に見えたり、視力低下が懸念されます。また水晶体が濁ると近視が進むこともあります。
白内障の原因
白内障の原因で最も多いのは、加齢によるものです。このタイプは一般に老人性白内障と呼ばれます。早い人では40歳代からはじまり、80歳代になると大部分の人が白内障になっています。さらに進行すると視力が低下してきます。
そのほか白内障の原因としては、
- 外傷によるもの
- ほかの目の病気に続いて起こるもの
- 薬物中毒によるもの
- 先天性のもの
など、さまざなな要因による発症が考えられます。
白内障の治療
白内障は点眼だけでは完治出来るものではなく手術が必要です。
白内障では目の痛みや充血などの症状はありませんが、症状が進行すると日々の生活が不便になってしまいます。気になる症状をお持ちの方は、なるべく早めに当院へご相談ください。
花巻中央眼科の白内障手術について
毎年約500件以上の手術実績
花巻中央眼科で行われる手術は、すべて当院の院長である、高橋和博が行います。また、患者様によりご満足頂くため、通常の白内障手術だけではなく、多焦点眼内レンズや多焦点乱視矯正眼内レンズ、乱視矯正眼内レンズの準備がございます。先進医療を取得しており多くの技術がございます。 安心してご相談下さい。
多焦点眼内レンズの特徴
多焦点眼内レンズは従来の眼内レンズと異なり、遠距離・中間距離・近距離などの複数点で焦点を合わせることができます。遠くと近く(40cm辺り)の2ヶ所にピントが合うので、メガネを掛ける頻度や煩わしさが減ります。
一方で単焦点眼内レンズは、ピントが合った１カ所は、「くっきり、はっきり」見えます。（遠くは良く見えるが近くはぼやける。）よって、見たい距離に応じたメガネが必要です。
眼内レンズの料金について
単焦点レンズ
保険が適応できます。
- 1割負担：片目／約2万円～3万円
- 3割負担：片目／約4万円～6万円
多焦点レンズ
選定療養制度での追加費用がかかります。
- 保険負担＋片目／165,000円（税込）
令和2年4月1日から多焦点眼内レンズは選定療養制度へ移行し、実施の届出を提出しております。
選定療養の対象となる多焦点眼内レンズを用いた白内障手術でのご負担額は「保険診療にて白内障手術実施時のご負担額」+「上記の選定療養追加費用」となります。
白内障手術における乱視の影響
白内障手術のながれ
点眼麻酔
まずは点眼麻酔をかけます。
麻酔をかけることで、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。
眼内レンズの穴を生成
次に、眼内レンズを挿入するための穴を生成します。
眼内レンズは、水晶体嚢とよばれる袋の中に入れます。水晶体嚢の前面に切れ目を入れます。
精密な作業のため、顕微鏡で手元を見ながら行います。
濁った水晶体を取り除く
水晶体嚢の切れ目から、濁った水晶体を吸引して取り除きます。
眼内レンズを入れる
水晶体を取り除いたことで空になった水晶体嚢に、眼内レンズを入れて固定します。
よくあるご質問
手術は痛くないですか？
切開は2～3mm。傷口を縫う必要も無く、痛みはありません。 また、麻酔も、注射ではなく、目薬を使いますので、痛みはございません。
手術はどのくらい時間がかかりますか？
手術前に診察・検査などがございますが、実際の施術の時間は10分前後です。 （但し、症例の難易度によっては異なります。）
入院は必要ですか？
基本的には患者様にご選択頂いております。 お住まいが遠い方や、帰宅するのが不安な方には１泊入院をしていただいております。
手術後の、日常生活について教えてください
手術後はその日から普段どおりの生活が送れます。眼帯の必要もありません。 但し、手術後2～3日の車の運転はできません。あらかじめご了承ください。 また、飲酒や、喫煙についても医師の指示に従って頂きます。
術後は、毎日通院するのですか？
基本的には片眼につき手術当日、翌日、翌々日と3日間の通院が必要になります。 両眼の手術を行う場合には、両眼同時同日手術或いは、片眼を手術１週間後にもう片眼の手術を行います。
